買ってはいけないベースとは?初心者に安い中古ベースやセット品はおすすめかダメか分かりやすく紹介

「初心者だから初めてのベースは中古でも良い?」
「揃える物が多いから、初心者セットを買っても良い?」

これからベースを始めようと思ったとき、ベースの良し悪しも長く続けられるかも分からないため、なるべく予算を抑えたい人が多くいます。

結論だけ述べると、中古品は島村楽器などの楽器店で買う場合のみオススメ。

また初心者セットは身近に相談できる楽器経験者がいない場合はぜひ購入しましょう。

本記事では、初心者が中古ベースを購入する場合の注意点から順番に紹介していくので、これからベースを始める方はぜひ参考にしてください。

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この記事でわかること

初心者が安い中古ベースを購入するときの注意点

初めてベースを買うとき、ベースごとの違いも音の良し悪しも正直分からないため、高いベースを購入することに抵抗があります。

新品のベースは安くても2~3万円ほどしますが、中古品は安いものであれば4~5千円から購入できるため、中古ベースの購入を考えたくなるのは当然の話でしょう。

しかし、中古品は注意すべき点が多数あります。

  • ネックの反り
  • トラスロッドの調整限界
  • ボリュームやトーンコントロールの劣化
  • ペグの劣化
  • フレットの消耗
  • フレットの傷

ネックの反り

ベースのネックは木製であり、弦を張ったときに掛かる力や湿気などが原因で反ることがあります。

特に日本は夏に湿気が多く、冬は乾燥するため、木に悪影響を与えます。

中古品は保管環境が不明な場合が多く、ネックにわずかでも反りがあると音色が変化するため購入を避けた方が無難です。

トラスロッドの調整限界

ネックには反りを防止するための鉄棒が内蔵されており、鉄棒を締めたり緩めたりすることで反りを調整できます。

しかし、調整には限界があり、反りがなくて購入した中古品が実は限界まで調整されたもので、1年と持たずに反りが悪化して使い物にならなくなる可能性があります。

ボリュームやトーンコントロールの劣化

アンプに送る音のボリュームなどを調整するツマミが劣化すると、演奏時にノイズが生じることがあります。

演奏中にトーンを変えると「ガリッ」と不快な音が出たり、ツマミを操作しなくても「ザー」と小さな雑音が混じってしまうため、中古品の購入時には試奏が必須です。

ペグの劣化

音のチューニング時に回すペグも、中古品を購入する際には注意が必要です。

ペグが錆びるなどしてスムーズに回らないとチューニングが大変です。

反対に、少しの力で簡単に回ってしまう場合は演奏時に音がズレることもあります。

フレットの消耗

ネックと弦の接点であるフレットは、ベースを弾けば弾くほど削れていく消耗品です。

フレットが削れていると、強く速く指で弦を押さえないとキレイな音が出ないため、初心者の天敵ともいえる欠陥です。

フレットは交換できますが、4~5万円掛かるため使い込まれた中古品の購入はかえって多額の費用が掛かります。

フレットの傷

フレットに傷があると、指先が引っ掛かってスムーズに演奏できない可能性があります。

中古品を購入するときは自分の目でフレットの状態を確認する、またはフレットの隅々まで確認できる写真を見てチェックする必要があるでしょう。

中古ベースは上記6つの注意点の他にも、ボディ表面の傷や汚れ、ボディ内部の配線の劣化などの恐れがあります。

ベースやギター経験者でなければすべての状態を正しく判断できないため、初心者は中古ベースを購入せず、新品のベースや初心者セットの購入を検討しましょう。

なお、経験者が身近にいる場合は、島村楽器などで購入すると良いかもしれません(後述)。

激安5000円の中古ベースは失敗の元

メルカリなどで売られている4000~5000円の激安ベースは、使用状況も保管状態も不明なもので溢れています。

先ほど紹介した注意点が現実のものとなった場合は、以下の修理費用が掛かります。

修理項目修理費用(税込)
ネック矯正14,630円~
ツマミ交換3,190円~
スイッチ交換6,160円~
ペグ交換(1個)1,320円~
フレット交換45,100円~
断線修理2,420円~
全体調整(現高調整など)7,040円~
引用元:島村楽器公式HP

初心者の間はどこがおかしいのかも分からないため、新品のベースを購入して正しい状態を覚えることも大切です。

激安の中古ベースは、配送料を抑えるためにネックを外した状態で送られてくることもあるため、できれば購入を避けましょう。

中古ベースの値段と相場

つぎに中古ベースの値段・相場を紹介します。

モデルや状態によってピンキリですが、最安値やもっとも安い20本の平均価格を紹介するため、安い中古ベースの購入を検討している方は参考にしてください。

販売元価格(税込)
島村楽器最安値:13,200円モデル:Bacchus BJB-300R LH
最安20本の平均:24,953円
イシバシ楽器最安値:19,800円
モデル:Bacchus BJB-1R-LH
最安20本の平均:29,555円
ハードオフ最安値:8,800円
モデル:Bacchus 型番不明
最安20本の平均:10,610円
メルカリ最安値:約5,000円
モデル:不明
(引用元:各販売元の公式HPより当サイトにて集計 / 2023年9月20日時点)

楽器店が取り扱う中古ベースは、安いモデルは1万円台で手に入りますが、最安20本の平均価格は2万円を超えています。

ハードオフは音が出る中古ベースは1万円以下でも販売されていますが、目立つキズがあるなど多少の難があります。

メルカリでは5,000円程度でも音が出るベースが出品されていますが、音が出る確認は出品者個人が行っており、配送時に故障した場合の保証もないため購入を控えましょう。

中古ベースを買うならどこの楽器屋がおすすめ?

中古ベースを購入する場合でおすすめの楽器店を紹介します。

本記事では3つの中古販売店を紹介しますが、おすすめは島村楽器です。

理由は、状態チェック項目がもっとも多いからです。

島村楽器の状態チェック項目

ネック・フレット・トラスロッド・電装パーツ・全体の傷、以上5つの項目をチェックしており、初心者から経験者までモデル選びに必要な情報が揃っています。

オンラインショップでは実物の写真を多数掲載しているため、傷の状態も正しく把握できるでしょう。

島村楽器の中古ベースは状態チェック項目が多くておすすめ

島村楽器は248本の中古ベースを販売しており、もっとも安いベースは13,200円から購入できます(2023/9/20時点)。

状態チェック項目が多く、1つのモデルにつき10枚以上の実物写真を掲載しているため、オンラインでも購入しやすい特徴があります。

ジャンク品も取り扱っていないため、商品を選びやすい楽器店といえるでしょう。

項目島村楽器の中古ベース
取り扱い本数248本
最安値13,200円
(Bacchus BJB-300R LH)
最高値598,000円
(Sadowsky LTD(NYC) Standard 4 1988年製)
最安20本の平均24,953円
状態チェックネック・フレット・トラスロッド・電装パーツ・全体の傷
店頭販売あり
オンライン販売あり
ジャンク品の取り扱いなし
引用元:島村楽器公式HP / 2023年9月20日時点

イシバシ楽器の中古ベースは商品数が多くておすすめ

イシバシ楽器は島村楽器と比較すると状態チェック項目が少なく、実物写真も少なく、ジャンク品も販売しているためやや選びにくい印象です。

しかし、取り扱い本数が多いため、島村楽器で欲しいベースが見つからなかった場合はイシバシ楽器のショップをチェックすると良いでしょう。

販売品の中には200万円超えの中古ベースも含まれているため、自分のベースの買取先にイシバシ楽器を選ぶ人は多いのかもしれません。

項目イシバシ楽器の中古ベース
取り扱い本数432本
最安値19,800円
(Bacchus BJB-1R-LH)
最高値2,680,000円
(ALEMBIC / SERIES I SB4I COCOBORO)
最安20本の平均29,555円
状態チェックトラスロッド・フレット・全体の傷
店頭販売あり
オンライン販売あり
ジャンク品の取り扱いあり
引用元:イシバシ楽器公式HP / 2023年9月20日時点

ハードオフの中古ベースは価格の安さだけならおすすめ

ハードオフには1,000本を超える中古ベースが集まっており、最安値は8,800円、最安20本の平均価格も10,610円と非常に安いため、予算を抑えて購入したい人にとっては有力な候補です。

ただし、状態チェックは音が出るかどうかだけであり、実物写真も少なく、ジャンク品も数多く販売されているため、購入してどの程度使用できるか分かりません。

購入してもインテリアとして置くだけになってしまう可能性もあるため、できればハードオフでの購入は避けましょう。

項目ハードオフの中古ベース
取り扱い本数1,154本
最安値8,800円
(Bacchus 型番不明)
最高値1,320,000円
(FENDER USA JAZZ BASS 1965)
最安20本の平均10,610円
状態チェック音が出るかどうか
店頭販売あり
オンライン販売あり
ジャンク品の取り扱いあり
引用元:ハードオフ(OFFモール)公式HP / 2023年9月20日時点

ベースの初心者セットは買ってはダメ?

Amazonや楽天などの通販サイトでは、ベースの初心者セットが販売されています。

初心者セットは買ってはいけないと断言するサイトが多くありますが、初心者セットには次のメリットがあります。

初心者セットのメリット

あれこれ揃える手間がなく、自宅に届き次第すぐに演奏を始められる

初めてベースを弾く人にとっては、ベースを手にして実際に演奏を始められることが何よりも楽しみでしょう。

ベースを選ぶ楽しみは、ベースが奏でる音の良し悪しが分からないと心から楽しめません。

アンプやピックについても、使い慣れて初めて他のモデルに興味がわいて、選ぶ楽しみを感じるでしょう。

初心者セットのベースは、音の良し悪しが分かればいずれ買い替えることになりますが、最初に数万円するベースを購入しても同じです。

演奏にハマればハマるほどより自分好みのベースが必ず欲しくなります。

自分の好みが分からない初心者のあいだは、自分の好みをいち早く知るためにもセット買いして演奏を始める。それも選択肢の1つです。

おすすめのベース初心者セット

Amazonや楽天で販売されている初心者セットの中で、おすすめの商品を紹介します。

【SELDER(セルダー)】JB-30 初心者入門リミテッドセット

SELDERは愛知県に本社を置くサクラ楽器(株式会社キョーリツコーポレーション)が手掛ける楽器ブランドであり、Amazonにおける初心者セットの売れ筋No.1商品です(2023/9/20時点)。

ベース本体は13色のカラーバリエーションがあり、ケースやアンプ、シールドケーブルやチューナーなど、必要な物が揃っています。

付属アンプはヘッドホン(別売)も使用できるため、時間を問わず練習できるでしょう。

【SELDER(セルダー)】JB-30 初心者入門リミテッドセットプラス

先ほど紹介した初心者セットに、教則本とヘッドホンがプラスされた満足セットで、すぐに練習を開始できます。

練習はネット記事を見たりYouTube動画を見たりしても可能ですが、基本コードの練習は教則本があった方が取り組みやすいかもしれません。

ヘッドホンについても、アンプの接続端子は一般的なステレオ端子より大きいため、自前のヘッドホンを使うためには変換プラグが必要です。本セット商品はヘッドホンと変換プラグの両方が付属するため、ヘッドホンを持っていない人も自前のヘッドホンを持っている人も購入して損がないでしょう。

【YAMAHA(ヤマハ)】TRBX174 ベース 初心者 12点セット

YAMAHAは創業50年を超える日本の老舗楽器メーカーであり、初心者だけでなく経験者にも高い人気を誇ります。

本セットではVOX製のアンプが付属するため音質は申し分なく、ベーススタンドや予備の弦も付属するため、毎日練習する方におすすめです。

価格はSELDER製より高いものの、YAMAHAの楽器はアニメ「ぼっち・ざ・ろっく」に登場するなど、幅広い層に知られているため、どこのメーカー製を買ったのか聞かれた場合でも、自信を持って返答できるでしょう。

女性におすすめのベース初心者セット

一般的に女性は男性より手が小さいため、必ず4弦ベースを購入しましょう。5弦以上はフレットが太くなるため、演奏難度が一気に上がります。

4弦ベースの中で、セット内容やベース本体のデザイン性を重視して選ぶと良いでしょう。

【SELDER(セルダー)】JB-30 初心者入門 13点セット

SELDERのJB-30はサクラ楽器の人気No.1ベースであり、本セットでは本体以外に12点の便利アイテムが付属します。

ソフトケース10Wアンプシールドケーブル
クリップチューナーヘッドフォンストラップ
ベーススタンド教則本教則DVD
ピック&ピックケースエレキベース弦クリーニングクロス

ベースのお手入れに便利なクリーニングクロスまで付属するため、ベースを毎日キレイな状態に保てます。

本体のカラーバリエーションも豊富で、女性に人気のホワイトからブラックまで、好みのベースにきっと出会えるでしょう。

なお、見た目の可愛さで選ぶ場合は次のモデルもおすすめです。

【YAMAHA(ヤマハ)】TRBX304 CAR

初心者セットでないためアンプなどを別途揃える必要がありますが、キャンディーアップルのカラーがおしゃれで、キャンディーのようなボディと合わせてとても可愛く見えます。

愛着がわくと練習にも身が入るため、デザインが気になった人はぜひ購入を検討しましょう。

初めてベースを買う初心者におすすめのメーカー・ブランド

初めてベースを買う初心者におすすめのメーカーやブランドを紹介します。

初心者セットでおすすめのメーカーと、単品販売でおすすめのメーカーをそれぞれ紹介します。

初心者セットでおすすめのメーカー

初心者セットでおすすめのメーカー特徴
SELDER(セルダー)サクラ楽器が運営するブランド。低価格
PhotoGenic(フォトジェニック)同上(SELDERの方がラインナップが多い)
YAMAHA(ヤマハ)国内大手楽器メーカー。自社工場で生産

初心者セットは、価格を優先する場合はセルダー、品質を優先する場合はヤマハ製がおすすめです。

単品販売でおすすめのメーカー

単品販売でおすすめのメーカー特徴
Legend(レジェンド)国産ブランド「ARIA」のファミリーブランド。低価格
BACCHUS(バッカス)長野県に本社を置く日本メーカー。安いモデルも人の手で微調整
YAMAHA(ヤマハ)初心者セットでもおすすめの国内大手メーカー
Fender(フェンダー)ロック発祥の地に本社を置くアメリカメーカー

ベースを単品で購入するとき、Legendがもっとも価格が安く、BACCHUS、YAMAHA、Fenderの順に価格が上がっていきます。

Fenderは一気に高額になるため、Legend、BACCHUS、YAMAHAの3社が初心者には特におすすめのメーカーといえるでしょう。

コスパ最強のベースを製造・販売するLegend(レジェンド)

Legend(レジェンド)は1970年代に創業した老舗ブランドARIAのファミリーブランドであり、主に低価格帯のベースを製造・販売しています。

コストパフォーマンスが非常に高いため、初心者にうってつけのベースメーカーといえるでしょう。

Legend(レジェンド】LJB-Z

上記Legend製のモデルはAmazonで売れ筋No.1であり(2023/9/20時点)、低価格にも関わらず☆評価は4.3に達するため、買って後悔する心配が極めて小さいでしょう。

カラーバリエーションも豊富なため、ぜひ自分好みの色を探してみましょう。

高品質でも価格が安いベースで人気の日本メーカーBACCHUS(バッカス)

バッカスは1977年に創業し、長野県に本社を置く日本メーカーです。

ハンドメイドの高級ベースから、1~2万円の初心者向けのベースまで製造・販売しており、必ず人の手で調整を施すこだわりを持っています。

日本国内のエレキギター・ベースの製造メーカーの中では、YAMAHAと並んで非常に高い人気を誇ります。

BACCHUS(バッカス)】BJB-1-RSM/M

上記モデルは、高級機種で使用されることが多いローステッドメイプル材を採用しており、低価格でありながら高い耐久性を持ち、豊かな生鳴りを生み出します。

プロが使い込んだかのような味のあるトーンを奏でられるため、音にもこだわりを持ってモデルを選びたい初心者におすすめです。

軽量ペグと細いネックで初心者でも弾きやすいYAMAHA(ヤマハ)のベース

YAMAHAは1977年にベース「BB」シリーズを発売して以来、40年以上に渡って同シリーズをグレードアップしながら製造・販売しています。

ロングヒットシリーズは高品質かつ低価格の強みがあり、特にBBシリーズはネックが細いため初心者でもコードを押さえやすく、練習でつまづいてしまうリスクが小さいでしょう。

最新のBBシリーズはペグが軽量化されているため、ボディバランスが改善され、より弾きやすくなっており、初心者におすすめの1品です。

【YAMAHA(ヤマハ)】BB234

上記BBシリーズは軽量ペグと細いネックを採用しており、初心者におすすめのベースです。Amazonでも☆4.3の高い評価を獲得しており、デザイン性も人気があります。

使いやすく、長く使っていけるモデルを探してる方はぜひチェックしましょう。

見た目がかっこいい初心者におすすめのベース5選

見た目がかっこいいベースを紹介します。

多少高額なモデルや本記事で紹介していないメーカーも含まれていますが、どのモデルも非常にかっこいいため、気になるデザインを見かけた場合はぜひAmazonや楽天で詳細をチェックしましょう。

【Ibanez(アイバニーズ)】SR305E-RBM

アイバニーズは1957年に星野楽器が設立した楽器ブランドであり、これまでアーティスト向けのベースを多く製作してきました。

本モデルは身体との一体感を高めた3次元アーチド・ボディが特徴的であり、かっこいいベースの代表格ともいえます。

【Fender(フェンダー)】Player Jaguar Bass®

1945年に楽器の製造を開始した、もっとも歴史あるベースメーカーであるフェンダー。

フェンダーというだけでかっこいい印象を受けますが、ジャガー特有の流線型のオフセットコンターボディは見ていて飽きることがありません。

【Squier(スクワイア)】Classic Vibe Bass V

Squierはフェンダー社が使用するブランドの1つであり、フェンダー本社よりも価格を抑えたベースが多くラインナップされています。

本モデルはヴィンテージを意識したデザインであり、ベースらしい落ち着きあるパフォーマンスを披露したい人におすすめのモデルです。

Legend(レジェンド】LJB-AZ

白を基調に、ゴールドが随所に使用されたベース。男性はもちろん、女性にもおすすめの1本です。

Legend製は価格も安いため、初期費用を抑えたい人にもおすすめです。

【Epiphone(エピフォン)】Jack Casady Bass Sparkling Burgundy

ロック界の伝説のべーシストである「ジャック・キャサディ」のデザインによるシグネチャー・モデルです。

見惚れてしまうほどカッコよく、予算を抑えたい初心者でも欲しい気持ちが溢れ出すかもしれません。

初心者向けのベースでよくある質問

初心者におすすめのジャズベースはどれ?

【SELDER(セルダー)】JBC-04/BB

ボディーはもちろん、ヘッドからストラップの留め具まで徹底的に漆黒カラーに統一されたこだわりのジャズベースです。

塗装がつや消し加工されているため、照明を抑えたジャズハウスの雰囲気にどこまでも溶け込みます。

低価格ながら個性溢れる1本に仕上がっているため、初心者でも楽しみながら演奏できるでしょう。

高校生なら値段が1万円以下のベースを練習用として買っても良い?

1万円以下のベースは、メルカリやハードオフで中古品を購入できますが、状態チェックが徹底されていないためおすすめできません。

Legend製の新品のベースが、Amazonで17,710円で販売されているため(2023/9/26時点)、可能であれば新品を購入しましょう。

Legend(レジェンド】LJB-Z

ベース初心者が買うものはどれだけある?

必要なものコメント
アンプ(必須)自宅練習なら10W程度の出力を目安に購入
ヘッドフォン夜間の練習に便利。接続には6.3mmプラグが必要
チューナー音合わせに必須。スマホアプリでも代用可
シールドケーブル(必須)ギターとアンプの接続に必須
ベーススタンド練習の合間に置けて便利。毎日練習するなら必須
ソフトケース持ち運びや長期保管時に使用。ほこりや湿気をある程度防げる
ハードケース持ち運ぶならハードケースが安心。ただし重い
ストラップ立って演奏するなら必須
予備の弦(必須)本気で練習すれば毎月交換しないと音色がぼやける
クリーニングクロス付着した手の脂が酸化すると劣化につながる。眼鏡拭きなどで代用可
ピック(必須)デザインや滑り止め付きなどはお好みで
教則本ネットがあれば必須ではない。YouTubeで練習動画を見ながら練習した方が上達が速いかもしれない

ベースは外部アンプがあって初めて演奏できるため、アンプと接続用のシールドケーブルは必須です。弦をスムーズに弾くためのピックも必要でしょう。

また、弦は消耗品であるため、替えの弦も1ヶ月以内に用意した方が良いでしょう。

とりあえず最低限の物だけ揃えて演奏を開始したい人は、アンプ・ケーブル・ピックを楽器屋やAmazonなどで購入しましょう。

初心者用のベースはどこで買う?

ベースの購入先はいくつかありますが、ベース経験者が身近にいるかいないかで購入場所は異なるでしょう。

経験者が身近にいる?購入場所
いる場合楽器店(一緒に行く)
通販サイト(費用を抑えたい場合、経験者の意見を参考にしながら選ぶ)
いない場合通販サイト(商品の口コミや比較サイトのおすすめモデルを見ながら選ぶ)

経験者が身近にいる場合は、楽器店で実物を見ながら新品や中古品の中から自分が好きになれそうなベースを選ぶと良いでしょう。

経験者が身近にいない場合は、商品の口コミや比較サイトのおすすめモデルの情報を参考にして、納得できるモデルを探しましょう。

比較サイトである程度目星を付けてから、気になる商品の口コミや評価をAmazonや楽天で確認して購入すると、絞り込みから最終決定までスムーズに進むかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ベースと一言でいっても音の違いやネックの太さなど、多くの点に違いがあることがわかりました。

やはり初心者ほど中古を購入する際は注意が必要ですね。

中古で購入する際は店舗を厳選し、チェック項目を妥協せず購入することをオススメします。

こちらの記事を参考に、ぜひお気に入りの音が出せるベースを探してみてください。

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