買ってはいけない入浴剤とは?買って失敗する特徴や正しい入浴剤の選び方を紹介

リラックスできるお風呂の時間に、入浴剤を楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。

入浴剤は種類が多く、選ぶのが楽しいと同時に何を選んだらいいのか迷ってしまいますよね。

今回は、「買ってはいけない入浴剤」をテーマに買って失敗する特徴や選ぶポイントを紹介します。

入浴剤の注意点や選びかたを知り、今後の入浴剤選びがさらに楽しくなること間違いありません。

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この記事でわかること

買ってはいけない入浴剤の特徴

自分に合わないもの

自分に合わないものは、体調を崩したり肌が荒れてしまう可能性があります。

匂いには人それぞれ好みがわかれます。匂いが強すぎるもの、自分が好きではない匂いのものは避けるようにしましょう。

肌が敏感な人は、刺激があるものや浸かってみて違和感を感じるものはすぐに使用を辞めることをおすすめします。

入浴剤は実際使ってみないと分からないこともありますが、入浴剤の成分や効能を確認してから購入すると失敗が少なくなります。

雑貨に該当するもの

雑貨に該当する入浴剤は、安全性を保証できないため避けることをおすすめします。

入浴剤には4つの種類に分類されています。医薬品・医薬部外品・浴用化粧品・雑貨です。

雑貨に分類されている入浴剤は効果や効能を表示することができず、規制された法律がない商品になります。

あくまでも香りや色を楽しむものとされています。

入浴剤を選ぶ際には、雑貨以外のものを購入するようにしましょう。

浴槽や風呂釜を劣化させるもの

入浴剤によっては、浴槽や風呂釜を劣化させる恐れがあります。

追い焚きをする場合にも入浴剤の種類に注意が必要です。追い焚きでは配管を通り、温め直してお湯がが戻ってきます。入浴剤が残り、配管やフィルターなどの劣化につながる可能性があります。

入浴剤の裏面にある注意書きをよく読んで、使うようにしてくださいね。

買ってはいけない入浴剤の詳しいポイント

硫黄成分を含むもの

硫黄成分を含むものを買ってはいけない理由は2つあります。

匂いが強いこと・浴槽によって劣化する可能性があるからです。

温泉旅館で感じる硫黄の匂いを自宅で味わいたくて、硫黄成分入りのものを選ぶと思います。

開放的な温泉旅館で感じる硫黄と、狭い自宅のお風呂で感じる硫黄では差があります。硫黄は匂いが強く浴槽内にしばらく匂いが残っていたという事例もあります。

大理石やプラスチックの浴槽では色が変色したり、金具部分が錆びることもあります。

硫黄成分を含む入浴剤を使用する際は、入浴剤と浴槽の種類に注意が必要です。

合成着色料・添加物が入っているもの

お風呂に入るときは、肌の全体に触れるので、合成着色料や添加物には注意が必要です。

体内に直接入るわけではありませんが、皮膚も呼吸をしているのでなるべく避けたほうがいいでしょう。

人によっては、アレルギー症状が出る可能性もあります。

裏面に成分表が書いてありますので、よく読んでから購入してください。

安すぎるもの

安価なものは、粗悪なものや雑貨に該当することが多いです。

先述のとおり、雑貨に該当するものは規制された法律がありませんので注意が必要です。

毎日使うものなので、値段を考えて購入することは大事ですが、安すぎるものや販売元が分からない入浴剤は買わないほうがいいでしょう。

失敗しない入浴剤の選び方

目的にあった効用を選ぶ

入浴剤になにを求めるのか、目的により選ぶ入浴剤は変わります。

冷えを改善したいから、保温効果や発汗作用があるものを選びます。

保湿を求めているなら、美容成分が入っているものを選ぶ必要があります。

とにかくリラックスしたい時は、リラックス効果のある香りを選んだり、自分が好きな香りを選ぶのもいいですね。

子どもとお風呂で思いっきり遊ぶときは、泡成分を選ぶと大喜びすること間違いありません。

さまざまな入浴剤が販売されていますので、ご自身の目的にあった入浴剤を選んでみてください。

お気に入りの入浴剤が、自分の気持ちに合ったシーンごとにセレクトできるとお風呂の時間がもっと楽しくなりますね。

好きな香りを選ぶ

自分の好きな香りを知っていますか?

好きな香りには、効能や成分以上にリラックスすることができます。

入浴剤を選ぶ際は、もちろん効能も大事ですが香りも大事なポイント。

スッキリ、リフレッシュさせたい気分なら、柑橘系の香り。

刺激が欲しい気分なら、スパイス関連の香り。

自分自身を労りたいなら、ローズやジャスミンなどの香り。

香りにイメージはありますが、自分が好きだと思う香りを選ぶのが一番です。

使ってみると案外好みだったり、気分に変化をもたらすこともありますので、さまざまな香りにチャレンジするとお風呂時間が楽しくなりますね。

価格帯に見合ったものを選ぶ

自分が使い続けられる価格帯の入浴剤を選ぶことも失敗しない入浴剤選びのポイントです。

高すぎる入浴剤だともったいなくて、使わないことがあると思います。

1回あたりの金額を計算してしまい、金額のことばかり考えてしまいリラックスできなければ本末転倒です。

毎日使う人、週末だけ使う人、特別な時だけ使う人もいると思います。

使う用途や頻度によって、個包装になっているものや大袋になっているものもありますので、考えて購入する必要があります。

入浴剤を買うならこれ!おすすめ10選

【花王】バブ 6つの香りお楽しみBOX 48錠 炭酸 入浴剤 詰め合わせ

炭酸タイプの入浴剤。炭酸が体の芯まで温めほぐしてくれます。6種類の香りがあるので、自分の気分に合わせた香りを選べます。大容量なので気にせず使うことができます。個包装になっているので、お風呂に入れるのも簡単です。

– 香り:ローズハーモニー、ロマンティックジャスミン、サンダルウッド、ユーカリ、森、きんかん

【効能】 疲労回復、肩のこり、腰痛、冷え症、神経痛、リウマチ、痔、あせも、しもやけ、荒れ性、ひび、あかぎれ、しっしん、にきび、うちみ、くじき、産前産後の冷え症

【バスクリン】日本の名湯 澄みわたる豊潤 全9種類の透明タイプの湯 

うちにいながら全国の温泉地へ旅行に行った気分になれる入浴剤です。十勝川モール、鳴子、野沢、熱海、修善寺、奥飛騨新穂高、道後、嬉野と全国津々浦々です。ひとつひとつ香りや成分も違うので、おうちで簡単に旅行気分が楽しめます。

– 【効能】疲労回復、肩のこり、冷え症、腰痛、神経痛、リウマチ、痔、荒れ性、あせも、しっしん、にきび、ひび、あかぎれ、しもやけ、うちみ、くじき

【クナイプ】バスソルト オレンジ・リンデンバウム<菩提樹>の香り

ドイツのブランドクナイプ。その中でもオレンジ・リンデンバウムの香りは人気があります。自然な香りで、体がじわじわと温まります。少し香りが強いと感じる人は量を調整するのもポイントです。冷えた体がじわっと温まります。

– 【香り】オレンジ・リンデンバウムの香り

【効能】冷え性

【第一三共ヘルスケア】ミノン 薬用保湿入浴剤

ミノンは体に優しい薬用入浴剤です。肌が弱い人や敏感な人、乾燥している人におすすめの一本。

11種類の保湿成分を配合しており、低刺激で弱酸性です。液体なので溶けやすいのも嬉しいポイント。小さい子どもがいるご家庭にも人気の商品です。

– 【香り】グリーンフローラルの香り

【効能】荒れ性、しっしん、ひび、あかぎれ、しもやけ、冷え症、疲労回復、肩のこり、腰痛、神経痛、リウマチ、あせも、にきび、くじき、うちみ、痔、産前産後の冷え症

【Hirose】エプソムソルト ラベンダーの香り

エプソムソルトとは、欧米で人気の入浴剤です。ミネラル100パーセントで肌がツルツルになります。全て日本国内で製造しているので安心面でもおすすめ。湯冷めがしにくいと評判のバスソルトで、芸能人にも人気です。

【香り】ラベンダー

【原料】硫酸マグネシウム、ラベンダー精油

【バスクリン】きき湯 炭酸入浴剤 クレイ重曹炭酸湯360g にごり湯 温泉成分 発泡タイプ

さまざまな種類のあるきき湯の中から、ピンクのクレイ重曹炭酸湯を紹介。肌荒れや湿疹にきくとされており、肌のかゆみが少なくなったというレビューも。炭酸入浴剤なので、設定したお湯の温度より高く感じることもあります。

【効能】肌荒れ、湿疹など 【香り】湯けむりの香り

【アース製薬】バスロマン

体の芯までぽかぽかしてくれるバスロマン。冬に人気の柚子の香りです。冬至にはゆず風呂という風習がありますが、優しいゆずの香りが好きなかたは多いのではないでしょうか。香りも色もいい色で、見た目から体が温まります。

– 【効能】有効成分が、温浴効果を高め、血行を促進し、肩こりや腰痛を和らげます。

【香り】ほっこりゆずの香り

【アース】温素 入浴剤 白華の湯

自宅で簡単に温泉気分が味わえます。ほんのり硫黄の香りという名前ではありますが、あまり香りも気にならないという口コミが多いように感じます。硫黄というと、浴槽の劣化につながると紹介してきましたがこの温素は、「本品には浴槽・風呂釜をいためるイオウは入っておりません」との記載があるので安心して使用することができます。

【香り】ほんのりただよう硫黄の香り

【効能】疲労回復、あせも、しっしん、にきび、ひび、あかぎれ、しもやけ、荒れ性、うちみ、くじき、肩のこり、神経痛、リウマチ、腰痛、冷え症、痔、産前産後の冷え症

【株式会社TWO】BARTH 中性重炭酸入浴剤

スタイリッシュなパッケージのBARTH。ワンランク上のナイトルーティンを提案するライフスタイルブランドです。夏は汗をかいた疲労感をとり、冬は冷えた体をじっくり温めてくれます。効果がでているという口コミが目立ちます。かっこいいパッケージなのでプレゼントにしてもいい入浴剤です。

【効能】疲労回復、肩のこり、腰痛、冷え性、神経痛、リウマチ、痔、産前産後の冷え性、うちみ、くじき、あせも、しもやけ、ひび、あかぎれ、にきび、湿疹

【花王】キュレル 入浴剤

無香料で肌に優しいキュレルの入浴剤。入浴剤は使いたいけど、香りが苦手な人におすすめの商品です。化粧水や保湿が人気のキュレルですが、敏感なかたや赤ちゃんも安心して使えます。合わせて使うとさらに効果があるかもしれませんね。

【香り】無香料【効能】荒れ性、しっしん、ひび、あかぎれ、しもやけ、冷え性、疲労回復、肩のこり、腰痛、神経痛、リウマチ、痔、にきび、あせも

【アース製薬】遊べる入浴 あわっぴー

お風呂が特別な時間になる泡風呂、あわっぴーです。色もほんのりピンクで香りはいちご。お湯の上にお絵描きができたり、色んな形を作ることができます。ただ、入れすぎてしまうとすぐになくなるので入れかたには工夫が必要かもしれません。

【香り】いちごの香り 泡タイプ

入浴剤を使うときの注意点

浴槽に香り残らないようによく洗う

きちんと浴槽を洗わないと、何日もお風呂の中が入浴剤の香りでいっぱいになってしまいます。

お風呂に入る前に浴槽を洗う人もいると思いますが、入浴剤を使ったときはお風呂を上がった後すぐに掃除をするようにしましょう。

溶け残った入浴剤が浴槽の隅に固まってしまったり、入浴剤の成分が浴槽内に付着して落ちづらくなってしまいます。香りも残ることが多いので、入浴剤を使用した日はいつも以上に換気も掃除も徹底しましょう。

追い焚きに注意

追い焚き機能付きの浴槽で入浴剤を使用した場合、給湯器に入浴剤入りのお湯を吸い込んでしまうので注意が必要です。

給湯器の内部の配管やフィルターなどに入浴剤の成分が残ってしまったり、蓄積してしまい故障の原因になります。追い焚きとは、浴槽内のお湯を給湯器で温め直して、浴槽に戻します。

乳白色のような濁ったもの、溶けきっていないバスソルト、泡があるものなどに特に注意が必要です。

中性の入浴剤など、追い焚き機能付きの浴槽でも使用できるものはあります。

ですが入浴剤を使用するときは、追い焚きなどせず使うと安心です。

入浴剤を買う時のよくある質問

入浴剤の使用期限はどれくらいですか?

一般的な入浴剤は、未開封で3年です。開封後は品質が下がる可能性もありますのでお早めに使うようにしてください。

まとめ

入浴剤を使ってお風呂に入ると、特別な時間に変わりますね。

ご褒美の時間だからこそ、入浴剤の選びかたには注意が必要です。

買ってはいけない入浴剤のポイントを抑えて、至福のバスタイムにしましょう。

外へ出かけるのが面倒なときこそ、お風呂に入浴剤を入れてリラックスタイムにしませんか?

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