買ってはいけないミニバン車とは?後悔しない正しい選び方を紹介

ミニバンは家族の移動に最適な車種として人気がありますが、選び方を間違えると後悔することもあります。

安全性、燃費、メンテナンスの容易さなど、さまざまな要素を考慮して購入を決めるべきです。

そこで、メーカーごとの特徴や価格帯、ハイブリッド車の選び方など初めての方でもわかりやすく解説しますので、あなたのライフスタイルに合ったミニバン選びの参考にしてください。

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この記事でわかること

買ってはいけないミニバン車の特徴

安全性能に不安がある車

一部のミニバンには安全性能に疑問があるものがあります。

たとえばクラッシュテストの評価が低い車です。

こうした車は事故時のリスクが高まるため、子供を乗せることが多いミニバンとして考えると避けるべきでしょう。

エアバッグの配置や運転支援システムなど、安全に関する機能が十分に備わっているミニバンを選んでください。

燃費の悪い車

ミニバンは大型で車両重量が大きいため、燃費が悪いモデルが少なくありません。

燃費が悪いとガソリン代が高くつくのはもちろんですが、環境への負荷も大きくなります。

長期的に見て、経済的にも環境的にも良くない選択と言えるでしょう。

燃費の悪いミニバンはエコカー減税の対象外になることもあるため、将来的な維持費まで考慮に入れるなら注意してください。

乗り心地の悪い車

ミニバンは家族で使用することが多い車ですので、乗り心地が悪いと長時間のドライブが苦痛になってしまいます。

普段遣いにも支障をきたす可能性があるでしょう。

ミニバンを購入する際は、サスペンションの硬さやシートの質など乗り心地に関わる部分をしっかり確認してください。

そうすることで快適なドライブが楽しめるミニバンを選べるでしょう。

ミニバン車を購入する前に確認すべきポイント

安全性能

まず、安全性能の確認が非常に重要です。ミニバンは家族での使用が多いためこの点のチェックが欠かせません。

「買ってはいけないミニバン車の特徴」で見たように、エアバッグの数や配置、先進的な運転支援システムなどが装備されているかを確認しましょう。

こうした情報はカタログやレビューサイトなどで得られます。

燃費

燃費の良さも重要なポイントです。

ミニバンの燃費は車の大きさやエンジンの性能によって大きく異なります。

もちろんあえて燃費が悪い車を選ぶことは少ないですが、カタログ値だけでは実際の燃費と違うことがあります。

乗りたいミニバンにすでに乗っているユーザーの評価などを参考にして、自分自身の使用状況に適した燃費の車を選ぶとよいでしょう。

収納スペースや使い勝手

ミニバンを検討しているということは、収納スペースや使い勝手は重要な要素のはずです。

特に家族での利用や荷物をたくさん積むことを考えているのなら、収納スペースの広さと荷物の出し入れのしやすさはチェックする必要があります。

また、シートアレンジの自由度もチェックポイントです。

乗り心地

ミニバンは多人数での移動に使うことが多いため、乗車人数に合った座席数があることはもちろんですが、座席の広さや乗り心地の快適さまで確認しておきたいところです。

特に3列シートのモデルでは、最後列の足元のスペースや乗り降りのしやすさなど細かい部分にも注意する必要があります。

実際に座ってみて、長時間の移動でも快適に過ごせるかをチェックしましょう。

運転のしやすさ

ミニバンは比較的大型の車なので、軽自動車やコンパクトカーばかり運転してきた方にとっては運転に慣れるのに時間がかかることがあります。

視界の良さ、ハンドルの重さ、ブレーキの感触など、自分に合うかどうかを確認するために必ず試乗しましょう。

試乗して初めて自分の体型や運転のスタイルに合うかどうかがわかります。

保証やアフターサービス

購入後も安心して乗り続けるためには、保証やアフターサービスが充実しているかを確認しておく必要があります。

特に初めてのメーカーの場合、予期せぬトラブルが発生することにも対応できるよう、保証内容をしっかり確認しておきましょう。

ディーラー等のサポート体制が整っているかどうかも重要なチェックポイントです。

買ってはいけないミニバンのメーカー

トヨタはどう?

トヨタは、世界中で高い評価を受けている自動車メーカーで、ミニバンにおいてもその実績と信頼性は非常に高いです。

ヴェルファイアやアルファードなどミニバンのラインナップは多岐にわたり、ニーズに合わせて選べます。

どの車種も安全装備や燃費性能、乗り心地など多くの点でバランスが取れており、長期間にわたって快適に使用できるでしょう。

アフターサービスも充実しており、万が一のトラブル時にも安心して対応してもらえます。

したがって、「買ってはいけないミニバンのメーカー」という観点からトヨタを取り上げると、実際にはその高い品質とサービスから買って問題ないメーカーと言えるでしょう。

ホンダはどう?

ホンダも、自動車業界で高い評価を受けているメーカーです。

フリードやステップワゴンなどのミニバンにも、その技術力と信頼性が反映されています。

どの車種も独自の技術を駆使したエンジン性能や先進の安全装備などが特徴で、多くのユーザーから支持されています。

特に、家族向けの車としての使い勝手や快適性にも配慮されており、長距離の移動でもストレスなく運転できるでしょう。

また、ホンダのアフターサービスも充実しており、保証期間や定期的なメンテナンスなどサポート体制はばっちりです。

よって、ホンダも買っていいメーカーと結論づけられます。

日産はどう?

日産も国内外で広く認知されている自動車メーカーで、ミニバンにおいてもセレナやエルグランドなどのラインナップを展開しています。

日産のミニバンはデザインや機能性において独自の特色を持っており、特に室内の広さや収納スペースの使い勝手に優れているモデルが多いです。

また、先進の運転支援技術なども積極的に取り入れており、安全性にも配慮されています。アフターサービスも日産のディーラー網は広く、サポート体制は十分に整っています。

ということで、日産も買って良いメーカーであると言えるでしょう。

後悔しないミニバンの選び方

事前に総額コストをシミュレーションする

車の購入には大きな費用がかかりますが、ミニバンは特に高額なものが多く、その選び方として予算の設定と総額コストの確認が重要になります。

購入価格はもちろんですが、それだけでなく、保険料、税金、メンテナンス費用など長期的にかかる費用を総合して考える必要があるのです。

自分の経済状況に合った車を選ぶことで、後悔せずに長く愛車として楽しむことができるでしょう。

将来のライフプランに合わせて選ぶ

車は長期間使用するものですから、将来の変化にも対応できるように考えておかなければなりません。

家族が増える予定があるなら、それに対応できる座席数やスペースが必要ですし、また、将来的に長距離移動が増える可能性がある場合は、燃費の良いモデルや乗り心地にこだわるとよいでしょう。

逆に、近い将来子供が巣立って大きな車が必要なくなる可能性がある場合、ミニバン以外の選択肢も視野に入ってきます。

将来のライフプランを見据えて適切なミニバンを選びましょう。

値段・価格帯の相場

ミニバンの値段や価格帯の相場は、車種やグレード、装備などによって大きく異なります。大まかな価格帯は以下の通りです。

エントリーレベルのミニバンで基本的な機能と装備が整っているものは、200万円から300万円の価格帯が一般的です。

一方、中級グレードのミニバンで、より快適な乗り心地や先進の安全装備などが付いているモデルは、300万円から500万円程度は見ておいた方がよいでしょう。

高級グレードのミニバンや特別な装備やカスタマイズが施されたモデルだと、500万円以上、場合によっては1,000万円を超えることもあります。

いずれにせよ、ミニバンを新車で買うのであれば最低200万円以上は見ておくことをおすすめします。

ミニバンを購入する前に知っておきたい注意点

中古車のリセールバリューに注意

ミニバンを購入する際、将来的に売却する可能性があるならリセールバリューも考慮しておきましょう。

特定のモデルや色、装備などは人気があるため中古市場での価値が高く、売却時に良い価格がつくことがあります。

逆に、人気のない特殊なカスタマイズなどは、リセールバリューを下げる要因なので注意が必要です。

事前に中古車サイトなどで人気のモデルや装備を調べておくとよいでしょう。

加入する保険に注意

ミニバン購入時には保険の選び方も大切になってきます。

自動車保険は事故時の補償内容や保険料などプランによって大きく異なりますが、家族での利用が多いミニバンでは子供の怪我などにも対応したプランを選ぶとよいでしょう。

また、ディーラーで提供される保険に即決するのではなく、ほかの保険会社のプランと比較してから決めましょう。

保険の選び方一つで将来的な安心感や経済的な負担が大きく変わるため、慎重に選ぶ必要があります。

ミニバンを買う時のよくある質問

ミニバンが合う人ってどんなひと?

多人数で乗る人や荷物が多い人です
ミニバンが合う人は、家族や友人との移動が多い、もしくは、大量の荷物を運ぶ必要がある人です。多人数での移動や長距離のドライブ、アウトドア、また、子供の送り迎えや荷物の運搬など、日常生活での使い勝手を重視する人に特におすすめです。

ハイブリッドの中古が安い理由は?

バッテリーの寿命やメンテナンスのコストなどです
ハイブリッド車のバッテリー寿命は一般的にガソリン車よりも短いため、中古市場ではその劣化が価格に反映されることが多いです。また、ハイブリッド技術の進化が早いため、少し前の技術でもすぐに古くなり、それも価格を下げる要因となります。さらに、修理やメンテナンスにコストがかかりそうなイメージも中古車の価格を下げる要因です。

ハイブリッド車の平均燃費は?

15km/L~25km/Lです
ミニバンのハイブリッド車は、15km/L~25km/L程度の燃費が多いです。ただし、車種やグレード、運転状況などによって大きく異なるため、あくまで参考数値として留めておいてください。

まとめ

初めてだとミニバン選びはいろいろ考えることが多くて面倒に感じるかもしれません。

しかし、ニーズと予算に合わせて慎重に選ぶことで、後悔せずに長く愛用できる車が見つかります。

この記事で紹介したポイントを参考に、家族全員が満足できるようなミニバンを見つけてください。

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