買ってはいけない一人暮らし用冷蔵庫とは?メーカーの評判やおすすめ機種を紹介

冷蔵庫選びで失敗しないためには何に気を付ければいいの?

一人暮らし用の冷蔵庫でおすすめのメーカーはどこ?

冷蔵庫はそうそう買い替えるものではないため、機種選びで失敗したくない方が多くいます。

しかし、メーカーや機種ごとの違いが分かりづらいために、具体的な機種を絞り込めずに困っている方が非常に多くいます。

本記事では独自調査した「一人暮らし用冷蔵庫の人気メーカーランキング」を元に、おすすめのメーカーや具体的な機種を分かりやすく紹介していきます。

スリムで省スペースで置ける冷蔵庫やおしゃれな冷蔵庫、自動霜取り機能付きで便利な冷蔵庫などニーズに合わせた機種を厳選紹介するため、一人暮らし用の冷蔵庫を探している方はぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

一人暮らし用冷蔵庫の人気メーカーランキング

一人暮らし用冷蔵庫で人気のメーカーをランキング形式で紹介します。

ランキングを作成する際の根拠

  • Amazon売れ筋TOP100にランクインしている冷蔵庫メーカーを抽出
  • 冷蔵庫の平均評価×評価数=獲得している総評価を算出
  • 同メーカー製で複数機種がランクインしている場合は、総評価を合算

平均評価の高さは質の高さを表し、評価数の多さは購入者の多さを表します。

複数機種がランクインしていれば、それだけメーカーが一人暮らし用の冷蔵庫の製造・販売に力を入れている証であるため、ある程度信用できるでしょう。

Amazonの売れ筋TOP100にランクインしているメーカーに絞って紹介することで、実際に売れているメーカーの人気度を知れるため、一人暮らし用の冷蔵庫の購入を考えている方はぜひ参考にしてください。

ランクイン機種の総評価ランクイン機種の数
アイリスオーヤマ59,058評価16機種
MAXZEN10,208評価4機種
ハイセンス9,502評価3機種
COMFEE’8,499評価3機種
東芝5,002評価5機種
Shelddi 2,278評価2機種
日立1,798評価7機種
シャープ1,319評価5機種
simplus1,279評価2機種
三菱820評価2機種
TOHOTAIYO 743評価3機種
TCL435評価1機種
山善426評価3機種
パナソニック392評価1機種
ツインバード320評価1機種
SunRuck70評価2機種
三ツ星貿易9評価1機種
2023年8月10日時点

上記メーカーの中でも、特に人気の高い冷蔵庫を製造・販売している7メーカーについて詳しく紹介します。

  1. アイリスオーヤマ
  2. MAXZEN(マクスゼン)
  3. ハイセンス
  4. COMFEE’(コンフィー)
  5. 東芝
  6. 日立
  7. パナソニック

人気機種の具体例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

一人暮らし用の冷蔵庫で圧倒的人気を誇るアイリスオーヤマ

アイリスオーヤマは日本の宮城県に本社を置き、設立1971年(前身会社は1958年創業)の歴史ある家電や生活用品の製造・販売会社です。

日本・中国・アメリカ・フランスなど、世界各地に自社工場を建設し、製品の企画・設計・製造・アフターケアまで自社で行っています。

冷蔵庫の製造・販売にも力を入れており、Amazonの売れ筋TOP100に16機種がランクインし、総評価も他社を圧倒しています。

400Lを超える容量では日立などの大手メーカーほどの人気はありませんが、300L以下の一人暮らし用の冷蔵庫では人気No.1のメーカーといえるでしょう。

ランクイン機種の総評価ランクイン機種の数
アイリスオーヤマ59,058評価16機種
全体順位第1位第1位

小さめでおすすめの一人暮らし用冷蔵庫

アイリスオーヤマ / IRSD-14A-B

  • Amazonで売れ筋第1位(2023/8/10時点)
  • 容量142Lで幅50cmで置ける
  • 28dBの静音設計

一人暮らし冷蔵庫で人気のアイリスオーヤマの中でも売れ筋トップクラスのモデルです。

シンプルかつスタイリッシュをウリとしており、コンパクトなのに食品をたっぷり収納できます。

買い物カゴ2つ分の食品を余裕をもって収納できるため、1週間分の食品をまとめ買いしてもスッキリ整理できるでしょう。


スリムでおすすめの一人暮らし用冷蔵庫

アイリスオーヤマ / IRSE-16A-B

  • 幅47.4cmで置ける162Lの冷蔵庫
  • ドアポケットや棚が豊富で整理しやすい
  • 28dBの静音設計

162Lの容量がありながら、業界最高レベルの薄型化を実現したモデルです。

300Lクラスの冷蔵庫と同等の62L冷凍庫を備えているため、冷凍食品を買いだめしたり食材を冷凍保存したりしたい方におすすめです。


買ってよかったおすすめ一人暮らし用冷蔵庫

アイリスオーヤマ / IRSN-27A-B

  • 冷凍室が100Lもあり、一人暮らしの買い置きに最適
  • 霜取り不要で、冷凍食品を詰め込み放題
  • 冷蔵室も174Lあり、棚やドアポケットが豊富

全体容量が274Lもあり、それでいて低価格。何より冷凍室が100Lもあり、4段ケースに仕分けられるため、食品の買い置きに最適です。

自動霜取り機能も付いているため、低価格冷蔵庫でよくある霜取りの面倒臭さもありません。

Amazonでの評価も☆4.2で970の評価件数があるため、買ってよかったとする声が多く上がっています。


おしゃれな一人暮らし用おすすめ冷蔵庫

アイリスオーヤマ(アイリスプラザ) / PRR-082D-LG

  • 81Lの小型でレトロ感のあるおしゃれな冷蔵庫
  • ライトグリーン・ブラック・ホワイトの3色展開
  • 丸みを帯びたボディとメタリックな取っ手がかわいい

キッチンだけでなく、寝室に置いても違和感がないインテリア性の高い冷蔵庫です。

ほかの調理家電や家具に合わせてカラーを選ぶ楽しみもあり、口コミでも「とても可愛い」と述べる人が多くいます。

自宅に訪れた友人や恋人も、思わず「可愛い」と声が出るかもしれません。


アイリスオーヤマ(アイリスプラザ) / PRC-B092D-M

  • 87Lの小型で木目調のおしゃれな冷蔵庫
  • キッチンだけでなくベッドのそばに置いても違和感なし
  • ドアの開閉を左右好きな方向に付け替え可能

正面はダークウッド、側面はダークグレーと、落ち着いた色合いのおしゃれな冷蔵庫です。

寝室に置いても違和感がないため、一人暮らしだけでなくセカンド冷蔵庫としても人気です。

幅47.5cmでドアの開閉方向も変更できるため、設置性に優れたモデルとしてもおすすめです。

自動霜取り機能付きでも価格が安いMAXZEN(マクスゼン)

MAXZEN(マクスゼン)は2013年に創業した東京に本社を置く日本メーカーです。

商品の輸入・販売会社なので、冷蔵庫を自社で生産しているわけではありませんが、冷蔵庫以外にもテレビや季節家電など10以上の家電カテゴリーを展開しているため、ノウハウは十分にあるといえます。

冷蔵庫はAmazonの売れ筋TOP100に4機種がランクインしており、合計で1万を超える評価値を獲得しています。

特に自動霜取り機能付きでも低価格であるため、一人暮らし用の冷蔵庫メーカーとして人気が高いといえるでしょう。

ランクイン機種の総評価ランクイン機種の数
MAXZEN10,208評価4機種
全体順位第2位第4位

価格・容量・機能を揃えた一人暮らし用おすすめ冷蔵庫

MAXZEN(マクスゼン) / JR182HM01WH

  • 低価格・182L・霜取り不要の高コスパモデル
  • 冷却温度を7段階で調整でき、自分好みの冷たさに変更できる
  • 27dBの静音設計

天板が100℃の耐熱性能や30kgの耐荷重性能を備えており、電子レンジを上に置くこともできます。

全体的に高性能ですが、1つだけ弱点があり、設置幅が55cm。250Lクラスの冷蔵庫と同等のスペースが必要であり、スリム化のコストを省くことで高機能で低価格を実現していると思われます。

Amazonで☆4.1の高い評価を受けているため、設置幅さえ問題なければ高コスパモデルとしておすすめです。

冷蔵機能だけのシンプル・コンパクトな冷蔵庫

MAXZEN(マクスゼン) / JR046ML01GM

  • 46Lで1ドアの最小サイズの冷蔵庫
  • 省エネ達成率140%(2021年度目標)

飲料など、必要最低限の冷蔵スペースがあれば十分な方におすすめの冷蔵庫です。

電気代が1ヶ月240円程度であり(27円/1kWhで試算)、本体価格も非常に安いため、一人暮らし用としてもセカンド冷蔵庫としても有用です。

スリムで低価格な冷蔵庫が人気のハイセンス

ハイセンスは1969年に創業した中国の老舗電機メーカーです。

2017年に東芝のテレビ事業を買収したことをきっかけに日本市場に本格参入し、白物・季節家電のラインナップを増やしています。

冷蔵庫のラインナップはまだ多くないものの、価格の安さを武器に売り上げを伸ばしており、Amazonの売れ筋TOP100に3機種がランクインしています。

すべてのモデルがおすすめというわけではありませんが、少なくとも1機種は高コスパの冷蔵庫としておすすめできます。

ランクイン機種の総評価ランクイン機種の数
ハイセンス9,502評価3機種
全体順位第3位第5位

スリムで価格が安い一人暮らし用おすすめ冷蔵庫

ハイセンス / HR-D1701W 

  • 幅49cmで置ける175L冷蔵庫
  • 棚の位置を自由に変えられる
  • 23dBの静音設計

容量の大きさに対して省スペースで置ける薄型設計モデルで、1Kなどの間取りでも置きやすい点が魅力です。

冷蔵室の棚の高さを変更できる点も魅力で、高さのある食品や鍋なども冷蔵できます。

運転音が静かな点も、間取りが大きくない一人暮らしでは最適でしょう。

一人暮らし用の小さな冷蔵庫が人気のCOMFEE’(コンフィー)

COMFEE’(コンフィー)はイタリアメーカーMideaのブランド名であり、ブランドの使用権は中国の美的集団が所有しているため、実質的には中国メーカーです。

2019年に日本市場に参入して以降、低価格を武器に販売数を伸ばしており、イタリアブランドを冠するだけあってデザインにもこだわっています。

一人暮らし用の冷蔵庫はシンプル・低価格・デザイン性を武器にしているため、それら特徴を備えたモデルが欲しい人は有力な候補となるでしょう。

ランクイン機種の総評価ランクイン機種の数
COMFEE’8,499評価3機種
全体順位第4位第5位

小さめでおしゃれな一人暮らし用おすすめ冷蔵庫

COMFEE’(コンフィー) / RCT90BL(E) 

  • 90Lで2ドアのコンパクトな冷蔵庫
  • シンプルでもデザイン性を兼ね備えたモデル
  • 天板は耐熱仕様

天板が耐熱仕様であるおかげで、電子レンジやオーブントースターを置いてスペースを有効活用できます。

貯氷ケースが付属するため、作った氷の大量保存も可能。本体カラーは黒と白から選べるため、家具や家電に合わせて好みの色を選びましょう。

国内大手メーカーとしては低価格モデルが多い東芝

東芝は1949年に創業した電機メーカーであり、前身会社は1875年までさかのぼる歴史ある日本の会社です。

2017年にテレビ部門をハイセンスに売却するなど、近年は前向きなイメージが弱まっていますが、国内大手メーカーとしては低価格路線を行くことである程度売り上げを維持しています。

一人暮らし用の冷蔵庫は東芝が得意とする分野ではありませんが、Amazonの売れ筋に4機種がランクインしているため、国内大手メーカー・低価格・大容量を求める場合には有力な候補となります。

ランクイン機種の総評価ランクイン機種の数
東芝5,002評価5機種
全体順位第5位第3位

大きめで3ドアタイプの一人暮らし用おすすめ冷蔵庫

東芝 / GR-U36SC(KZ) 

  • 356Lでうるおい野菜室を含む3ドア冷蔵庫
  • 自動製氷・自動霜取り機能も搭載
  • 可動式のチューブスタンドや3段式の冷凍室など整理がしやすい

野菜の乾燥を防ぐうるおいラップ野菜室を真ん中に搭載しており、自炊する人にもっともおすすめの一人暮らし用の冷蔵庫です。

自動製氷機能も備えており、タンクに水を入れておけば自動で氷を作り続けてくれます。自動節電機能や銀イオンによる自動除菌機能を搭載するなど、一人暮らし用としてこの上ない性能を誇ります。

もちろん、日立やパナソニックと比較すると低価格である点も魅力です。

日本製が強みの1つである日立

日立は1920年に創業した日本の老舗電機メーカーです。

冷蔵庫や洗濯機など、白物家電を中心に絶大な人気を誇りますが、価格が高いため一人暮らし用としては人気が高いとはいえません。

Amazonの売れ筋TOP100においても、7機種がランクインしていながら総評価は1,798に止まり、いずれも容量400L以上のモデルであるため、一人暮らし用の冷蔵庫の販売数は多くありません。

ただし、400L以上のモデルは日本で生産されている機種が多いため、一人暮らしで自炊をする方で日本製を候補に加えたい方にはおすすめです。

二人暮らし用としての使用も考えるのであれば、日立は非常におすすめのメーカーです。

ランクイン機種の総評価ランクイン機種の数
日立1,798評価7機種
全体順位第7位第2位

日本製でおすすめの一人暮らし冷蔵庫

日立 / R-S40R XN

  • 国産モデルとして最小クラスの冷蔵庫
  • 5ドアで401L、幅60cmで置けるスリム設計
  • 微凍結機能搭載で、肉や魚を凍らせずに長期保存可能
  • 自動製氷・自動霜取り機能も搭載

一人暮らし用としては大型ですが、自炊をする&買いだめをする方にはおすすめです。

自炊に欠かせない野菜はみずみずしさを保ったまま7日以上保存でき、肉や魚は-1℃の微凍結ルームで保存することで、消費期限を超えて最大7日間凍らせずに保存できます。

自動製氷ルームを独立させて冷凍室を大容量化するなど、まさに買いだめに適した冷蔵庫といえます。

冷蔵庫は大きなモデルの方が省エネ性能が高くなる傾向にあるため、生活費を抑えたい方はぜひ候補に加えましょう。

一人暮らし用冷蔵庫の需要は少ないパナソニック

パナソニックは1935年に創業した日本の老舗電機メーカーです。

日立同様に白物家電を中心に人気が高いメーカーですが、冷蔵庫は大型モデルに注力しており、一人暮らし用モデルの人気は高くありません。

Amazonでも売れ筋TOP100にランクインしているのは1機種のみであり、評価値もわずか392であるため強くおすすめはしません。

ただし、決して性能が悪いわけではなく、むしろ性能は非常に高いため、容量やデザイン性が気に入った場合は有力な候補となるでしょう。

ランクイン機種の総評価ランクイン機種の数
パナソニック392評価1機種
全体順位第14位第14位

パナソニック製でおすすめの一人暮らし冷蔵庫

パナソニック / NR-B14HW-T

  • つや消し加工を施したデザイン冷蔵庫
  • 自動霜取り機能を搭載
  • 23dBの静音設計
  • 耐熱トップテーブル採用

霜取り機能を始めとする高い機能性を備えており、幅48cmでおける薄型化も実現しています。

ただし、冷蔵庫としては珍しくつや消し加工を施しています。設置場所の周囲の家具や家電との統一感が出る場合は非常におすすめですが、周囲が光沢の家具・家電が多い場合は違和感が出るかもしれません。

色はブラウンとホワイトから選べるため、お住いの状況に応じて色や購入の是非を検討しましょう。

買ってはいけない・壊れやすい冷蔵庫のメーカーの特徴は?

大前提として、知らないメーカーの冷蔵庫は下調べなく購入しないようにしましょう。

  • 売れ筋ランキングに掲載されていないメーカーは避ける
  • ランクインしているメーカーでも、評価値が低いメーカーは避ける

本記事で人気メーカーランキングと7メーカーの詳細を紹介しましたが、未紹介の下記10メーカーについても簡単に良し悪しを見ていきましょう。

ランクイン機種の総評価ランクイン機種の数
Shelddi 2,278評価2機種
シャープ1,319評価5機種
simplus1,279評価2機種
三菱820評価2機種
TOHOTAIYO 743評価3機種
TCL435評価1機種
山善426評価3機種
ツインバード320評価1機種
SunRuck70評価2機種
三ツ星貿易9評価1機種

故障しにくい冷蔵庫メーカー

故障率を示す客観的なデータは残念ながらありませんが、故障したときのリスクが小さいメーカーがあります。

特定部品の保証期間が5年ある

本体の保証期間は通常1年ですが、冷媒循環回路(圧縮機・凝縮器など)や冷却器用のファンやモーターなどの特定部品を標準で5年保証しているメーカーがあります。

  • アイリスオーヤマ
  • 日立
  • パナソニック
  • 東芝
  • 三菱

特定部品だけとはいえ、5年の保証をつければメーカー側の負担は少なからず増えます。しかも5年保証を知らない人が大半であるため、保証をつけても売上アップにはつながりません。

つまり、メーカーは保証をつけても負担が小さい=故障率の低さに自信があるとも考えられるため、上記5メーカーはより安心といえるかもしれません。

買って後悔した一人暮らし用の冷蔵庫

どこの国?自社生産?Amazon平均評価
Shelddi 日本輸入販売☆3.9・584件
simplus日本輸入販売☆4.1・313件
TOHOTAIYO 日本製造委託☆4.0・185件
TCL中国自社☆4.1・106件
山善日本自社☆3.8・112件
ツインバード日本自社☆3.9・8件
SunRuck日本一部自社☆3.7・19件
三ツ星貿易日本輸入販売☆4.5・2件

マイナーメーカーの多くは日本企業ですが、中国などから既製品を輸入しているケースがほとんどであるため、知らずに買うと後悔するかもしれません。

ただし、必ずしも中国だから悪いということはなく、例えばTCLは白物家電の販売を開始して間もないため知名度は低いものの、テレビの出荷台数は世界No.1であり、白物家電の自社工場に投資できる額はけた違いです。評価件数は多くないものの、☆4.1を獲得しているため、冷蔵庫の品質もある程度信用していいでしょう。

一方、TCL以外のメーカーは事業規模が大きくないため、低価格と高品質の両立を望むのは難しいかもしれません。

唯一、TOHOTAIYOは商品の企画・設計を自社で行って製造だけ外部に委託しているため、単なる輸入会社よりは信用できるでしょう。

いずれにしても、どのメーカーも評価件数が少なく、購入者が少なければ安心できる情報が不足していることに変わりはないため、本記事で優先して紹介した7メーカーから機種を選ぶ方が無難です。

  • アイリスオーヤマ
  • MAXZEN(マクスゼン)
  • ハイセンス
  • COMFEE’(コンフィー)
  • 東芝
  • 日立
  • パナソニック

国内大手メーカーであるシャープや三菱も家族用であればおすすめですが、一人暮らし用の冷蔵庫は上記7メーカーがコストパフォーマンスに優れています。

後悔しない冷蔵庫の選び方

一人暮らしで必要な容量の目安

冷蔵庫選びの出発点は、どの程度の数の食品を保存したいかです。

  • 自炊や買いだめの有無で必要な容量が大きく異なる
  • 冷蔵庫の容量は理論上の数値であり、実際は20~30%のロスが生じる

例えば、一般的なスーパーの買い物かごは約33Lの容量があります。1カゴ分の食品を買えば、一人暮らしなら5~7日分の食品を貯蔵できますが、冷蔵庫には飲料や調味料、まだ食べていない食品が残っている場合があるため、1カゴ分の食品を買ってきて冷蔵庫にしまうのは意外と大変です。

買い物の頻度おすすめの容量
2日に1回自炊しない:100L以下自炊する:100~150L
3~4日に1回自炊しない:100~150L自炊する:200~300L
5~7日に1回自炊しない:150~200L自炊する:250~350L
2週間に1回自炊しない:200~250L自炊する:400L以上

上記表のように、買い物の頻度(買いだめするしない)に応じて必要な容量が変わります。

飲料や調味料をどの程度冷蔵するかによっても必要な容量が変わるため、2Lのペットボトルを複数冷やしたい方などは、少し大きめの冷蔵庫を選ぶといいでしょう。

なお、一人暮らし用の冷蔵庫の売れ筋は150~200Lです。自炊をたくさんする場合は300L前後が人気なため、迷った場合は上記容量を目安に欲しいと思える機種を探しましょう。

具体的な機種選びは口コミやおすすめ情報を参考にする

冷蔵庫を選ぶときは容量・機能・メーカーなど気になる要素が多くあるため、機種の絞り込みは大変です。

商品の説明をいくら読んでも機種が決まらない可能性があるため、口コミやおすすめ情報を参考にしましょう。

  • Amazonなどの口コミや評価をチェックすれば、買ってよかったと思えるかどうか予想できる
  • 比較記事のおすすめ情報をチェックすれば、候補を大幅に絞り込める

おすすめ情報をチェックしたあとにAmazonで口コミを調べると、絞り込みから裏付けまでが非常にスムーズです。

また、買ってよかった冷蔵庫はこちらでも紹介しているので是非参考にしてみてくださいね。

本記事でもメーカーの説明と共におすすめ機種を紹介しているため、ぜひ絞り込みの参考にしてください。

冷蔵庫を買う時のよくある質問

冷蔵庫の容量はどれくらいが適切ですか?

一人暮らしの冷蔵庫の容量は一般的に100リットルから150リットル程度が適切です。これは、一人の生活スタイルに合った食材や飲料を保管するのに十分な容量です。冷蔵室では日常的な食材や調味料、飲み物を収納でき、冷凍室では冷凍食品やアイスクリームなどを保存することができます。

ただし、食習慣や買い物の頻度によっても変わるため、自分の生活に合わせて容量を選ぶことが大切です。余裕を持って収納したい場合や、冷凍食品を多く保管する予定がある場合はやや大きめの容量を選ぶことも考慮してください。

どの冷蔵庫もドアの向きは変えられますか?

一部のモデルではドアの向きを変えることができます。購入前に取扱説明書や製造元のサポート情報を確認し、必要に応じて専門家に依頼することをおすすめします。

冷凍室と冷蔵室の比率は重要ですか?

はい、重要です。冷凍室と冷蔵室の比率は冷蔵庫の使い方に影響を与えます。多くの冷凍食品を保管する場合は冷凍室の容量を重視し、生鮮食材を多く保管する場合は冷蔵室の容量を考慮しましょう。

まとめ

「一人暮らし用冷蔵庫の人気メーカーランキング」を元におすすめメーカーや、買ってはいけない冷蔵庫のメーカーを紹介させていただきました。

  • 一人暮らし用の冷蔵庫はアイリスオーヤマの人気がもっとも高い
  • 日立やパナソニックは高額なため、一人暮らし用の冷蔵庫としては人気が低い
  • TOHOTAIYOなどのマイナーメーカーは、悪くはないが優先順位は低い

冷蔵庫は一度購入すれば10年を超えて使用するケースも多いため、ぜひ自分が欲しいと思える機種を探しましょう。

本記事でも10機種以上のおすすめモデルを紹介しているため、機種選びの参考になったのであれば幸いです。

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