買ってはいけない炊飯器とは?買って後悔する炊飯器の特徴や正しい選び方を紹介

寿命は3〜6年と言われている炊飯器。

コーティングも剥がれてきたし買い替えたいなと探しても、

炊飯器の種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない

買ってはいけない炊飯器のメーカーはあるの?

なんでこんなに価格帯が違うの?

と疑問に思う方も多いと思います。

炊飯器の買い替えの頻度は多くないため、どれを選べばいいかわかりませんよね。

価格もそれなりにするので買った後に後悔することは避けたいところです。

この記事では、

  • 買ってはいけない炊飯器の特徴
  • 失敗しない選び方
  • 後悔しないためのおすすめ炊飯器10選

をご紹介します。

この記事を読んで頂ければ、炊飯器を選ぶ基準が分かり、格段と選びやすくなります。ぜひ最後までお読みください。

また、買ってよかった炊飯器はこちらの記事で紹介しているので合わせてチェックしてみてくださいね。

この記事でわかること

買ってはいけない炊飯器の特徴

生活スタイルにサイズが合っていない

炊飯器は家族構成や炊飯回数からサイズを選ぶ必要があります。炊飯器のサイズは以下をご覧ください。

3合1~2暮らし約6膳
5.5合3~5人約11膳
一升6人以上約20膳

生活スタイルに合っていないサイズを選ぶと何度も炊く手間がかかる上、冷凍保存をしたいのにご飯が足りないことも考えられます。

また食べ盛りの子供がいて11膳以上食べるのであれば、家族人数が少なくても一升炊き用がおすすめです。

2〜3人家族で炊く量が少ないからといって、今後家族が増えることを想定せず初期費用を抑えるために小さいサイズを購入することはおすすめできません。

保温機能がついていない

ご飯の美味しさを保つためにあえて保温機能を搭載していない機種があります。

保温しないため電気代がかからない、ご飯が変色しないなどメリットがあるものの、家族がご飯を食べる時間がバラバラだったり、夜炊いたご飯を保温したまま朝食べたい方には保温機能がついていない機種はやはり向きません。

中古の炊飯器

炊飯器の内釜の寿命は3〜5年と言われており、中古だと問題なく使用できる期間が短くなる可能性があります。

また長期保証が付かなかったりすることもあります。アフターサービスを受けられるか確認をし、年式が古いものや内釜の状態が悪いものは避ける必要があります。

また「保温機能が壊れていて美味しく保温できない」等の状態は、見た目だけでは判断できません。様々な不安要素は販売店に確認をする必要があります。

以上が買っていけいない炊飯器の特徴になります。

結局、どの炊飯器がいいの?という事になると思いますが、逆に買ってよかった炊飯器はこちら(↓)にまとめています。厳選した炊飯器なので購入の参考にしてみてくだいね。

買ってはいけない炊飯器のメーカーは?

アイリスオーヤマの炊飯器は買っても大丈夫?

近年コストパフォーマンスがいい家電メーカーとして人気のアイリスオーヤマ。

消費者目線でまず価格設定をし、必要な機能を決めていく順序で商品開発をしています。2012年には東芝やシャープやパナソニックなど各大手メーカーの優秀な技術者を大量に採用しており、ヒット商品も多数出ています。

アイリスオーヤマの特徴

  • 圧力IH炊飯器も2万円台である
  • 最適な水の量を教えてくれる水計量一体型やご飯をよそった分のカロリーを計算できるモデルがある。
  • 炊飯器やIHコンロとしても使える分離式モデルがある

アイリスオーヤマの炊飯器は非常に低価格で、炊き分け機能が付いていたり、銘柄炊き搭載の機種など多数あります。口コミがいい商品がたくさんあるので、ぜひ選択肢に加えていきましょう。

バルミューダの炊飯器は買っても大丈夫?

バルミューダは2003年に創業した日本のメーカーです。2015年に発売した「BALMUDA The Toaster」が20万台を越えるヒット商品となり、家電も強いという印象を与えました。

バルミューダの特徴

  • 各メーカーは沸騰させた米を対流させて熱を加えていくのに対し、バルミューダはお米を動かさずじっくりと蒸気の力で炊き上げる仕様
  • 玄米は一般的に長時間浸水が必要だがバルミューダは浸水不要で玄米を炊ける
  • ご飯の美味しさを保つために保温機能がない
  • 少量炊きでも美味しく炊ける3合炊きモデル
  • インテリアになってしまうようなデザイン

他のメーカーにはない独自の炊き方を極めたバルミューダの炊飯器。開発者のこだわりが詰まっている印象です。

毎日使う炊飯器だからこそ、空間に馴染むお気に入りのデザインを置いておきたいですよね。

生活スタイルと照らし合わせながら選択していいメーカーと言えます。

ジャパネットの炊飯器は買っても大丈夫?

通信販売でおなじみのジャパネットたかた。テレビやチラシなど様々な媒体で紹介しています。他店では購入できない、ジャパネットオリジナルモデルを多数取り扱っています。

ジャパネットたかたの特徴

  • ジャパネットオリジナルモデルは元の市販品モデルから要らない機能を取り除いている。
  • 近年のジャパネットオリジナルモデルの人気炊飯器は日立のふっくら御膳。市販品での高級モデル「大火力沸騰鉄釜」を採用。
  • メーカーとジャパネットとの共同開発のため中間マージンが無く価格交渉がしやすいため、高品質な炊飯器をオリジナル商品として提供できる。

ジャパネットオリジナルモデル以外にも炊飯器の取り扱いは多数ありますが、メーカーと共同開発をしているオリジナルモデルがおすすめです。市販品と比較して検討してみてもいいでしょう。

聞いたことがないメーカー

オンラインショップでは多数の炊飯器が販売されています。中には聞いたことがないメーカーや、相場より安い商品もあります。口コミが少ないがために性能や使用感を確認しづらかったり、壊れた際の保証がついていないもしくは短い場合もあります。アフターサービスの連絡先が明記されていないメーカーも避けましょう。

インテリア重視のメーカー

バルミューダのような、家電メーカーにはないデザインで人気なメーカーもありますね。おしゃれ重視、インテリアに合うといった明確な理由があれば選択肢に入りますが、ライフスタイルに合わない機種であればよく検討することが賢明です。

失敗しない炊飯器の選び方

炊飯方式で選ぶ

炊飯器はマイコン炊飯器、IH炊飯器、圧力IH炊飯器と主に3種類に分けられ、炊飯方式によってお好みの炊きあがりを選ぶことができます。こだわりがなく少量でいいのであればマイコン炊飯器、しゃっきりとしたご飯や保温機能に優れた機種がよければIH炊飯器、もちもちふっくらした食感がよく、毎日食べるお米にこだわりたいといった方は圧力IH炊飯器がおすすめです。

大火力で炊き上げるための工夫で選ぶ

炊飯器は、【いかに長い時間大火力で炊き上げるか】で美味しさが左右されます。釜の中の温度が上がり沸騰するとお米のでんぷんが甘味、旨味に変わります。長時間沸騰させ甘味をどんどん引き出すために、各メーカーは内釜の素材や形状を工夫しています。釜の素材や形状で熱の加わり方も違うためご飯の美味しさに差が出ます。

熱を伝わりやすくする金属や鉱物の釜や、お米の美味しさにこだわるのであれば高価格ですが、発熱性や蓄熱性の高い炭や土、鉄が素材の釜がおすすめです。

また釜の底面を火力を強くするために分厚くしたり、熱対流を起こすために釜の厚みを側面と底面で変えたりなど熱を伝わりやすくするために形状を工夫している商品を選ぶとよいでしょう。

保温方式で選ぶ

最近の保温機能はご飯を冷まさないようにするだけではなく、美味しく炊きあがったご飯を長持ちさせるためにあります。保温をすると徐々に進行するご飯の劣化、ぱさつきの進行をいかにおさえるか各メーカーがこだわっている印象です。一般的に保温時間は12〜24時間ですが、40時間もの長時間保温ができる機種もあります。こまめに炊くのが面倒な方や、夜勤などで生活習慣が違う家族がいる方には長時間保温機能は魅力ではないでしょうか。スチームで保温したご飯を炊きあがりのご飯に近づける機種もあるので、理想に合わせて選択できます。

炊飯器の価格帯・相場

マイコン炊飯器:5,000円~10,000円

IH炊飯器:10,000円~70,000円

圧力IH炊飯器:20,000円~100,000円 程度

釜の素材や形状、保温時間や保温の工夫、その他の便利機能(パン焼き機能や蒸し機能、おかずを同時に調理できる等)によって価格は違ってきます。

炊飯器を買うならこれ!おすすめ10選

【アイリスオーヤマ】 炊飯器 マイコン式 5.5合 極厚銅釜 銘柄炊き分け機能付き ブラック

家族で使える5.5合炊き。マイコン炊飯器に珍しい銘柄炊き機能搭載で、31銘柄それぞれの品種に合わせて炊き方を自動調節。無洗米・白米・炊きこみ・おかゆ・玄米コースを搭載。

シチューやカレー等の煮込み料理や、付属の蒸しプレートで蒸しパンや茶碗蒸しなどの料理もでき、充実した機能が搭載されている。

サイズ(約)幅26×奥行31.2×高さ21.6cm
重量(約)3.5kg
釜の素材銅釜
保温時間24時間
付属品蒸しプレート・白米用(180ml)計量カップ・無洗米用(171ml)計量カップ・しゃもじ
対応する米無洗米・白米・玄米
早炊き時間最短32分

【象印】 炊飯器 3合 マイコン式 極め炊き 黒厚釜 一人暮らし カッパーブラウン NL-BB05AM-TM

「豪熱沸とう」で高火力で炊き続ける機能を採用したマイコン式炊飯器(3合)。釜底だけではなく上ふたと側面にヒーターが搭載されているため釜全体を熱し、ムラなく芯までふっくら炊き上げる。熱を側面まで伝わりやすくするために「黒厚釜(2.5mm)」を採用。「健康米メニュー」では雑穀米や金芽米が炊ける。

こねたパンを発酵させ焼き上げる「パン(発酵・焼き)」メニュー機能も搭載。

サイズ(約)235x195x325 mm
重量(約)2.7 kg
炊飯メニュー炊き込みごはん、おかゆ
保温時間12時間
お手入れ機能内蓋丸洗い

【象印】 炊飯器 5.5合 IH式 極め炊き 黒まる厚釜 保温30時間 ブラウン NW-VB10-TA

内釜をまる底にする工夫で、お米を対流させ釜全体に熱を伝える「黒まる厚釜」を採用。

3通りの炊き分け圧力でしゃっきり、普通、すしめしにボタンひとつで設定可能。炊きこみご飯などのニオイが気になる時に便利な「クリーニング機能」を搭載。

保温時間は最大30時間で、「うるつや保温」「高め保温」で選択可能というのもうれしいポイント!

サイズ(約)255x205x375 mm
調理機能パン・ケーキ対応
炊飯材料無洗米・玄米・雑穀米・麦ごはん
お手入れ機能内蓋丸洗い、クリーニング機能
内釜の厚さ1.7㎜

【パナソニック】 炊飯器 5.5合 2段IH シンプルデザイン 備長炭釜 ブラック SR-FE101-

2段のIHと、側面と蓋にヒーターを搭載させ、釜を包み込むように熱を加える仕様。

すし・カレーコースを搭載し、すしめしやカレーに合うご飯を芯までしっかり炊き上げる専用コースを採用。

内側には備長炭入りのコーティングを施し遠赤放射率を高めています!

サイズ(約)幅257mm×奥行323mm×高さ200mm(ふた開時435mm)
重量(約)4㎏
釜の素材
内釜の厚さ1.5㎜
保温時間24時間

【三菱電機】 IH炊飯器 5.5合 本炭釜 KAMADO 日本製 銘柄炊き NJ-AWA10-B 黒真珠

量産する釜ではなく、職人が約100日かけてひとつひとつ仕上げる。

大火力で炊くかまどごはんを再現するため釜の形状にもこだわり、底の中心部の厚さは業界最厚10mm。

底から大泡を出現させお米を押し上げ、熱対流でふっくらと炊き上げる。

遠赤効果を高める炭を採用しお米の芯までしっかり火を通す仕様。

サイズ(約)幅28.5×奥行32.0×高さ24.9(ふた開け時高さ47.8cm)
重量(約)約5.7kg
最大消費電力1,400W
内釜内面コート保証3年保証
銘柄炊き50銘柄
生産国日本

【東芝】炊飯器 5.5合 真空 圧力 IH ジャー炊飯器 真空 保温 白米40時間 合わせ 炊き 鍛造かまど銅 釜グランホワイト RC-10VSN

釜の中を真空状態にし、お米の空気を抜き水を芯まで染み込ませ、高熱でふっくら炊き上げる合わせ炊きを採用。内釜の空気を排出しご飯の黄ばみや水分の蒸発を抑える真空保温を搭載。

外面は銅コート、内面はダイヤモンドチタンコートを採用しかまどのような熱対流を再現しています!

サイズ(約)26.9D x 33W x 22.6H cm
釜底厚さ5mm
保温時間最大40時間
内釜保証3年

【タイガー魔法瓶】5.5合 圧力IH式 ご泡火炊き少量旨火炊き オフホワイト JPI-A100 WO

9層のコーティングを施した「土鍋かまどコート釜 ご泡火仕上げ」で遠赤効果と蓄熱性を実現。内なべ外側には、「土鍋蓄熱コーティング & かまどコーティング」を採用。上部は銅素材で熱伝導率を上げ、下部には土鍋素材のコーティングを施し土鍋のような蓄熱性を再現。土鍋で炊いたような旨味や甘味を引き出す。

「少量旨火炊き」メニューで、一膳でも料亭のような味わいのご飯が炊ける!

サイズ(約)252x211x302 mm
重量(約)5.4㎏
タイプ圧力IH炊飯器
内釜の厚さ3㎜
保温時間24時間
お手入れ機能内蓋丸洗い、クリーニング機能

【パナソニック】炊飯器 5.5合 可変圧力&大火力おどり炊き 全面発熱6段IH式 ホワイト SR-MPW102-W

パナソニックの特許技術で実現した、「おどり炊き」のための可変圧力。全面発熱の6段IHで釜全体を包み込むように加熱する。

内釜はダイヤモンド竈釜を採用。蓄熱性を叶えるためには一般的には釜を重くするが、塗装して蓄熱性を高めることに着目し「圧力IH特有の釜の重さ」を軽減し毎日快適に使用できる。

加圧後一気に減圧し爆発的な沸騰を叶え、お米の豊潤な旨味、甘味を引き出しています!

タイプ圧力IH炊飯器
最大消費電力1210w
年間電気代約2106円
サイズ271x236x352 mm
メニュー数13メニュー
内釜保証3年
保温24時間

【日立】 炊飯器 5.5合 圧力&スチームIH ふっくら御膳 RZ-W100EM K 漆黒 本体日本製 大火力 沸騰鉄釜 蒸気カット

京の米老舗「八代目儀兵衛」の職人技を取り入れ料亭のような味を再現。

水温に応じて浸し時間を調節し、圧力とスチームで丁寧に炊き上げる極上ひと粒炊きを採用。内釜は、熱を閉じ込める4層の断熱構造だけではなく、日立独自の凸底形状で泡の発生を促すこだわりの工夫が施されている。

蒸気カットで限られたスペースにも置けて、スチームでぱさつきを抑えて保温が可能!

内釜保証カーボンフッ素6年保証
内釜大火力・沸騰鉄釜
保温機能スチーム保温(最大40時間)
サイズ248x234x302 mm
重さ6㎏
炊飯対応無洗米、玄米、雑穀米、麦ごはん

【象印】炊飯器 圧力IH炊飯ジャー(5.5合炊き) 濃墨 ZOJIRUSHI 炎舞炊き NW-LB10-BZ

大火力の炎がゆれながら釜底に部分的な集中加熱を繰り返す、かまどの炎の動きに着目した製品。釜の中に温度差が出て対流が発生することで、米をふっくら炊き上げる。内釜の内面にコーティングされた「うまみプラス」プラチナコート(遠赤外線+プラチナナノ粒子)で甘味成分と旨味成分のアミノ酸を引き出す。

炊きあがりの感想を入力すると、炊き方を最大121通りの炊きあがりから家族好みに調整してくれる我が家炊き機能搭載!

釜の素材鉄、アルミ、ステンレス
メニュー麦ごはん、玄米、金芽米、雑穀米、お弁当メニュー、白米特急、白米急速
保温極め保温(40時間)
お手入れ機能クリーニング機能
サイズ27.5×35×23.5(ふた開き時の高さ)46.5
重さ8.5㎏

【パナソニック】 炊飯器 5合 圧力IH コンパクトサイズ 自動調理鍋 無水調理/低温調理可能 ふた食洗器対応 ブラック SR-NA102-K

デザイン性に優れたおひつのような形状を採用し、フルフラットの天面がおしゃれ。2022年度グッドデザイン賞受賞。加圧することでお米にしっかり熱を通しふっくらと炊き上げる。5合炊きに関わらずパナソニックIH炊飯器上最小設置面積を実現し、置き場所に困らない設計。使用後のお手入れの部品は2つのみで凸凹が少ないフレーム形状のため、使用後のお手入れの負担を軽減する。

セットしたらほったらかしで美味しく調理できる自動メニューで肉じゃがや煮豚などが炊飯器で美味しく調理できる。

自動メニューカレー、シチュー・無水カレー・スープ・
肉じゃが・煮豚・サラダチキン・ケーキ
重量(約)4.4㎏
お手入れ機能内蓋丸洗い、クリーン機能
保温時間いきいき保温24時
天面操作タッチパネル
サイズ255x233x273 mm
早炊き時間

炊飯器のメリット・デメリット

マイコン炊飯器のメリット・デメリット

マイコン炊飯器のメリットは、価格が安価であることが最大のメリットです。またIH炊飯器に比べ軽く部品もシンプルなため手入れがしやすいです。またヒーター部分が少ないため電気代がIHに比べ安くなる傾向があります。マイコン炊飯器のデメリットは、ヒーター部分が底にしかないモデルもあり、炊きムラが出て大容量のお米を炊くには向かないことです。

IH炊飯器のメリット・デメリット

IH炊飯器のメリットは、マイコン炊飯器に比べて電磁波とヒーターで加熱し釜全体に熱を加えられることです。そのため炊きムラが少なく芯に熱が通った美味しいご飯が炊けます。またIH方式は温度調整に優れているため、細かく炊き分けの調節ができる点もメリットです。

デメリットとしては、IHの釜は、高い火力に耐えられるように金属を何層にも重ねて製造しているため機種によっては重く感じてしまう点です。マイコンや少量タイプからの買い替えだと扱いづらく感じてしまう場合もあるため、心配な方は軽量化されているモデルやコンパクトタイプを選ぶといいでしょう。またもちもちとした食感に炊くのはIH炊飯器はあまり向きません。しゃっきりより、もちもちふっくらがお好みであれば圧力炊飯器がおすすめです。

圧力IH炊飯器のメリット・デメリット

圧力IH炊飯器のメリットは、圧力をかけて水の沸点を上げ高温で炊き上げるため、もちもちとした甘味や旨味を引き出せる点です。米はしっかり給水させることででんぷん質から甘味、旨味成分へ変化しますが、早炊き機能だとその作業を短縮するため味が落ちることがあります。圧力炊飯器は圧力をかけることで炊飯時間が比較的短くなります。活用することで早炊きだけではなく様々な炊飯コースでも機種によっては比較的時短で、美味しいご飯を炊くことができます。

デメリットは価格帯が高いことと、IHと同じく内釜が重くなりがちな点です。また多数の機能が搭載されている機種は構造が複雑で、壊れやすいといった意見もあります。その点は圧力炊飯器のみに限りませんし、使用方法によっても違ってくるためメリットの方が強いと言えます。

炊飯器を買う時のよくある質問

なんで炊飯器は高いものと安いものがあるの?

安価な炊飯器は1枚の金属板を型押しする生産方法で量産できます。高価な炊飯器の釜には炭や土、鉄を用いますが、炭や土は強度を上げるために何度も焼き上げたり、鉄だと溶かして型に流し込む工程があったりと手間がかかるため価格差が出ます。

炊飯器の買い替えのタイミングは?

炊飯器の寿命は3〜6年と言われています。取扱説明書通りに使用すれば長く使えることもありますが、炊飯時に異常な音が出たり異臭がしたりすると買い替えのタイミングと言えます。コーティングが剥がれていても人体に影響はないですが、剥げた部分からお米が焦げたり変色の原因になってくるため買い替えを検討してもいいでしょう。

炊飯器はどこで買うのがお得?

Amazonや楽天市場などのネットショップが一番お得です。人件費がかからないため価格設定が店舗に比べ安いことが多いです。自身の家族構成や生活スタイルが近い人の口コミを確認することで後悔することが減りおすすめです。

まとめ

後悔しない炊飯器の選び方は、

  • 見た目重視でメーカーを選ばない
  • ライフスタイルや家族が1日に食べる量を考える
  • 中古や知らないメーカーは保証などの確認をしっかり行う
  • ご飯の美味しさにこだわるのであれば圧力IH炊飯器を検討する
  • お釜の形状や素材を確認する
  • 長時間保温機能など自分にあったこだわり機能を見つける

毎日炊くご飯が美味しいと、美味しいご飯のお供を探したり食事が楽しくなります。ご飯が美味しいといつもの食卓がグレードアップするでしょう。ほぼ毎日扱う炊飯器なので、「この部分がこうだったらいいのになあ」といった後悔がないように、納得して選んで頂きたいです。

また、調理器具の買ってはいけないコーヒーメーカーも紹介してるので、興味があればチェックしてみてくださいね。

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この記事でわかること